2025.06.11

[東京 観光]

【2025年最新】この夏見逃せない!東京の夜空を彩る2025年注目の花火大会

【2025年最新】この夏見逃せない!東京の夜空を彩る2025年注目の花火大会

東京の夏を華やかに演出する花火大会は、毎年多くの人々の心を惹きつけています。2025年も都内各地で、趣向を凝らした花火イベントが開催される予定です。

今回は、2025年に開催される注目の花火大会を7つご紹介します。どれも個性豊かで、打ち上げ数や演出、ロケーションに至るまで見どころが満載です。夏の思い出を彩る計画を立てる際に、ぜひ参考にしてください。

東京湾岸エリアの花火大会

東京湾岸エリアは、東京湾に面した開放的なロケーションと近未来的な都市景観が魅力のエリアです。花火大会も多く開催され、観光やデートスポットとしても人気があります。

ここでは、東京湾岸エリアで開催される注目の花火大会をご紹介します。

江東花火大会2025

江東花火大会2025 画像出典元:「江東花火大会2025」公式サイトより

「江東花火大会2025」は、荒川と旧中川に挟まれた広大な水辺空間「荒川・砂町水辺公園」で開催される、江東区を代表する花火大会です。

打ち上げ数は約6,000発と中規模ながら、観客席と打ち上げ場所の距離が約150mと非常に近いため、花火の迫力を間近で体感できます。

特に、頭上に広がる大輪の花火が荒川の水面に映り込む様子は、幻想的でまさに絶景といえるでしょう。さらに、その川面に映る花火を演出するのが屋形船です。近代的な夜景とは対照に、下町情緒あふれる屋形船が江東花火大会の彩りに花を添えます。地元住民に親しまれている温かみのあるイベントでありながら、迫力や美しさは本格的です。

江東花火大会は、花火大会に付き物の「場所取り」の必要がなく、全席指定席のため安心して会場に足を運ぶことができます。座席もテーブル付きのガーデン席や3人掛けのベンチ席、ペア席に加え、一人でも楽しめる椅子席も完備。指定席によって会場の混雑も緩和することができ、ゆっくり花火を満喫できます。

河川敷には芝生エリアもあり、レジャーシートを広げてゆったりと鑑賞できるのもポイントです。夕方からの涼しい時間帯に、風に吹かれながらのんびりと過ごす夏のひとときは格別。宿泊にはお台場エリアのホテルを選べば、混雑を避けつつ、都心の喧騒から少し離れた優雅な花火体験が楽しめます。
名称 江東花火大会2025
開催日 2025年8月11日(月・祝)
開催時間 19:00〜20:00(予定)
会場 荒川・砂町水辺公園(葛西橋と清砂大橋の間)
打ち上げ数 約6,000発
アクセス 東京メトロ東西線「南砂町」駅より徒歩約15分
お問い合わせ 03-6300-0914(江東花火大会実行委員会事務局)
詳細 江東花火大会 公式サイト

お台場レインボー花火

お台場レインボー花火 画像出典元:「お台場レインボー花火 2024」公式サイトより

「お台場レインボー花火」は花火の季節である「夏」ではなく「冬」に開催される、東京湾を彩るお台場エリア恒例の花火イベントです。

2025年の開催についてはまだ発表されていませんが、昨年は12月の毎週土曜日に開催され、各日19時から5分間、お台場「自由の女神」沖から約1,300発の花火が打ち上げられました。冬の澄んだ空気の中で見る花火は、夏とはまた違った美しさがあり、東京湾の夜景やレインボーブリッジと相まって、ロマンチックな雰囲気を演出します。

観覧スポットはお台場海浜公園やデックス東京ビーチ周辺がおすすめで、間近で見る迫力と、水面に反射する花火の光が見どころです。寒さを感じる季節でも、短時間ながら密度の高い演出が楽しめるため、カップルや観光客に大変人気です。

グランドニッコー東京 台場などのホテルからも観覧可能で、冬のお台場ステイを彩るイベントとして毎年注目されています。

※以下は2024年時点の情報です。
名称 お台場レインボー花火
開催日 2024年12月の毎週土曜日
開催時間 19:00〜(約5分)
会場 お台場海浜公園周辺(東京都港区台場)
打ち上げ数 各日約1,300発
アクセス ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅
りんかい線「東京テレポート」駅
お問い合わせ 03-5564-1202(お台場レインボー花火事務局)
詳細 東京お台場.net(お台場レインボー花火情報)

都内各地の注目の花火大会

ここでは、都心や下町エリアなどで開催される、個性豊かな花火イベントをご紹介します。観光やグルメとあわせて、夏の一日をまるごと楽しむプランにぴったりです。

第50回 江戸川区花火大会

第50回 江戸川区花火大会 画像出典元:「江戸川区花火大会」公式サイトより

「江戸川区花火大会」は関東屈指の規模を誇る大規模花火大会です。

50回目の節目を迎える2025年は、公募企画によって採用されたアイデアが盛り込まれた花火の打ち上げや、「最も高い山型の仕掛け花火」でギネス世界記録にチャレンジするなど、特別な演出が予定されています。公募企画から84点の中からは4作品で、いずれも20歳代以下の方からのアイデアが採用されています。

2025年は8月2日(土)に開催予定で、江戸川河川敷を舞台に約14,000発の花火が夜空を彩ります。特に注目すべきは、開始からわずか5秒で1,000発を一斉に打ち上げる名物オープニング。息をのむような迫力で観客を一気に引き込みます。その後も、音楽と花火をシンクロさせた演出や、緻密なコンピューター制御技術による高速で激しい花火など、まさに50周年にふさわしい壮大なプログラムが続きます。

観覧場所は広々とした河川敷で、イス席のある指定席とブルーシートの自由席(先着順)とがあり、いずれも有料で6月14日(日)午前10時から販売されます。
名称 第50回 江戸川区花火大会
開催日 2025年8月2日(土)
開催時間 19:15〜20:20
会場 江戸川河川敷(江戸川区上篠崎1丁目25番、都立篠崎公園先)
打ち上げ数 約14,000発
アクセス 最寄り駅:都営新宿線「篠崎駅」
お問い合わせ 03-5662-0523(江戸川区花火大会実行委員会事務局)
詳細 江戸川区花火大会 公式サイト

隅田川花火大会

隅田川花火大会 画像出典元:「隅田川花火大会」公式サイトより

「隅田川花火大会」は、東京を代表する伝統的な花火大会で、その歴史は江戸時代の「両国川開き」にまでさかのぼります。

2025年の花火大会は7月26日(土)に開催予定です。大会は第一会場(桜橋下流〜言問橋上流)と第二会場(駒形橋下流〜厩橋上流)の2カ所で構成され、合計約20,000発もの花火が打ち上げられます。

特に第一会場では、芸術性の高い花火コンクールが行われ、両国および日本の花火師たちが腕を競い合う姿が見どころの一つです。東京スカイツリーと織りなす風景や、隅田川に映る色とりどりの花火も非常に美しく、毎年多くのカメラマンや観光客を惹きつけています。

浅草駅や押上駅など、観光名所とも隣接しており、昼間は観光、夜は花火という一日を満喫できる過ごし方も魅力です。
名称 隅田川花火大会
開催日 2025年7月26日(土)
開催時間 19:00〜20:30
会場 隅田川沿い
【第一会場】桜橋下流~言問橋上流 
【第二会場】駒形橋下流~厩橋上流
打ち上げ数 約20,000発
アクセス 【第一会場】
最寄り駅:「浅草駅」「押上駅」「東京スカイツリー駅」「曳舟駅」
【第二会場】
最寄り駅:「浅草駅」「蔵前駅」「両国駅」「浅草橋駅」
お問い合わせ 03-5246-1111(隅田川花火大会実行委員会)
詳細 隅田川花火大会 公式サイト

第59回葛飾納涼花火大会

第59回葛飾納涼花火大会 画像出典元:「【公式】葛飾納涼花火大会」X 2024年7月23日ポスト欄より

「葛飾納涼花火大会」は、下町情緒あふれる葛飾区で開催される夏の風物詩ともいえるイベントです。

2025年は7月22日(火)に開催予定で、会場は柴又の江戸川河川敷にある「葛飾柴又野球場」。打ち上げ数は約15,000発と都内でも有数の規模を誇り、地元住民をはじめ多くの観客でにぎわいます。

特徴は、打ち上げ場所と観覧エリアの距離が非常に近く、頭上に大輪の花火が広がるダイナミックな演出。音と光の迫力が直に伝わる、臨場感たっぷりの体験が楽しめます。また、柴又というロケーションならではの「昭和の面影」が残る風景と、花火の華やかさのコントラストも見どころの一つです。

浴衣姿で帝釈天参道を散策したあとに花火を鑑賞するのも風流です。東京の下町風情に触れる花火大会で、夏の一日を満喫するプランにもぴったりです。
名称 第59回葛飾納涼花火大会
開催日 2025年7月22日(火)
開催時間 19:20〜20:20
会場 柴又野球場(葛飾区柴又七丁目17番13号先、江戸川河川敷)
打ち上げ数 約15,000発
アクセス 京成金町線「柴又」駅より徒歩約10分
JR常磐線「金町」駅より徒歩約20分
北総線「新柴又」駅より徒歩約15分
お問い合わせ 03-3838-5558(葛飾納涼花火大会実行委員会事務局)
詳細 葛飾区 公式サイト

2025 神宮外苑花火大会

2025 神宮外苑花火大会 画像出典元:「神宮外苑花火大会」公式サイトより

「神宮外苑花火大会」は、東京のど真ん中・明治神宮外苑で開催される、都心型のエンターテインメント性あふれる花火大会です。

2025年は8月16日(土)に開催予定で、打ち上げ数は約10,000発。都内の花火大会としては数少ない「音楽ライブと花火の融合型イベント」として知られ、神宮球場をはじめとした複数の会場で有名アーティストによるライブパフォーマンスが行われます。

盛り上がりが最高潮に達したタイミングで、夜空に色鮮やかな花火が舞い上がる構成は圧巻です。都会の高層ビル群に囲まれた夜空に打ち上がる花火は、非日常感にあふれ、東京という都市そのものを背景にした特別な風景を創り出します。

外苑前や青山一丁目駅からすぐの好立地で、都内各所からのアクセスも抜群。花火と音楽、そして都会の夜景が融合する、贅沢な夏の夜を味わえます。
名称 2025 神宮外苑花火大会
開催日 2025年8月16日(土) ※予備日8月17日(日)
開催時間 19:30〜20:30
会場 明治神宮外苑
打ち上げ数 約10,000発
アクセス 【最寄り駅】
JR「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」「代々木駅」
東京メトロ「青山一丁目駅」
都営大江戸線「国立競技場駅」「青山一丁目駅」
お問い合わせ 0570-055-002(神宮外苑花火大会事務局)
詳細 神宮外苑花火大会 公式サイト

第66回 いたばし花火大会

第66回 いたばし花火大会 画像出典元:「いたばし花火大会」公式サイトより

「第66回 いたばし花火大会」は、荒川を舞台にしたスケール感のある花火大会です。

両岸合わせて約15,000発が打ち上げられます。特に注目なのが東京都内最大級の「15号玉(尺五寸玉)」。都内23区で15号玉を見られるのは、この「いたばし花火大会」だけです。また、約300mほどに渡って光のカーテンが流れ落ちる仕掛け花火「ナイアガラの滝」も必見です。

地元の温かさと、迫力ある演出が同居した大会は、夏の思い出づくりにぴったりです。
名称 第66回 いたばし花火大会 
開催日 2025年8月2日(土)
開催時間 19:00〜20:30
会場 荒川南岸(東京都板橋区・都営三田線側)
打ち上げ数 約15,000発
アクセス 都営三田線「高島平」駅/「西台」駅/「蓮根」駅より徒歩約20分
JR埼京線「浮間舟渡」駅より徒歩約20分
詳細 いたばし花火大会 公式サイト

第40回調布花火

第40回調布花火 画像出典元:「【公式】調布市花火実行委員会」X 2023年9月24日ポスト欄より

調布花火は都内では珍しい9月開催の花火大会で、秋の澄んだ夜空に映える花火が魅力です。

特に注目すべきは、音楽とシンクロした「ハナビリュージョン」と呼ばれる演出で、視覚と聴覚の両方で楽しめるプログラムが用意されています。第40回を迎える今回のハナビリュージョンテーマは「昭和100年」。調布花火の歴史を強く感じられることでしょう。

打ち上げ場所と観覧席の距離が近いため、迫力ある花火を間近で体感できるのもポイント。会場周辺には有料席も設けられており、ゆったりと鑑賞したい方にもおすすめです。

夏の花火大会とは一味違った、秋の風情を感じる花火大会として、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
名称 第40回調布花火 
開催日 2025年9月20日(土)
開催時間 18:15〜19:15
会場 調布市多摩川周辺(打上場所:二ヶ領上河原堰付近中州)
打ち上げ数 約10,000発
アクセス 最寄り駅:京王線「布田駅」「京王多摩川駅」
お問い合わせ 042-481-7311(調布市花火実行委員会事務局)
詳細 第40回調布花火 公式サイト

まとめ

まとめ

2025年も東京では個性的な花火大会が多く開催されます。エリアごとに個性豊かな花火大会が楽しめるのが、東京都内の花火大会の魅力です。

お台場をはじめ、都内各地で開催される花火イベントは、夜空を美しく彩り、非日常のひとときを演出してくれます。ぜひ複数の花火大会をめぐり、東京ならではの花火文化を満喫してみてはいかがでしょうか。

宿泊を絡めたゆったりプランなら、より快適で思い出深い夏になることでしょう。「グランドニッコー東京 台場」で、ぜひ東京の夜をゆっくり満喫してください。

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