2025.12.09

[お台場観光]

【2025年版】お台場レインボー花火｜日程・見どころ・穴場スポットまとめ

冬のお台場を彩る恒例イベント「お台場レインボー花火」が、2025年も開催されます。澄んだ空気に包まれた夜空に、レインボーブリッジと東京湾の光が溶け合い、冬の夜をいっそう華やかに彩ります。

本記事では、2025年の開催日程や打ち上げ場所、観覧スポットのほか、混雑・寒さ対策、花火をゆったり楽しむホテルステイの提案まで、最新情報をわかりやすくまとめてご紹介します。

お台場レインボー花火2025の基本情報

画像は「お台場レインボー花火2024」の開催日が発表された時のもの（株式会社東京臨海ホールディングスプレスリリースより）

冬のお台場は、澄みわたる空気とレインボーブリッジの夜景が美しく輝く季節。そんな幻想的なロケーションを背景に、毎年12月に開催されているのが「お台場レインボー花火」です。

ここでは、2025年の開催日程や打ち上げ時間、場所、アクセス、花火の規模など、訪れる前に押さえておきたい基本情報をご紹介します。

2025年の開催日程・開催時間

2025年の「お台場レインボー花火」は、12月6日（土）・13日（土）・20日（土）・24日（水）・27日（土）の全5回で開催されます。

打ち上げは各日19:00から約5分間。短時間ながらテンポよく展開される構成で、寒い冬でも集中して楽しめるのが魅力です。

さらに、12月20日（土）は音楽と連動する「ミュージック花火」を、12月24日（水）はクリスマスイブの「特別協賛デー」と、特別な演出が楽しめる日も予定されています。

※荒天時は中止となる場合があります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

打ち上げ場所・アクセス

花火は、お台場海浜公園にある「自由の女神像」沖（鳥の島沖）から打ち上げられます。レインボーブリッジや海辺の景観と相性が良く、多くの観覧スポットから楽しめる立地です。

アクセスは、ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅・「台場」駅、りんかい線「東京テレポート」駅の3駅が最寄り。いずれも徒歩圏内で、都心からのアクセスもスムーズです。

車で来場する場合は、近隣の商業施設などの有料駐車場を利用しましょう（専用駐車場なし）。路上駐車は渋滞や事故の原因となるため禁止されています。

混雑を避けたい場合は、公共交通機関の利用がおすすめです。

打ち上げ規模・有料席の有無

2025年のお台場レインボー花火では、各日およそ1,300発の花火が打ち上げられる予定です。

有料観覧席の設置はありません。自由観覧となるため、見やすい場所で楽しみたい場合は、早めに現地へ向かうと安心です。
以下に、2025年の開催概要をまとめました。

名称	お台場レインボー花火
開催日時	2025年12月6日（土）、13日（土）、20日（土）、24日（水）、27日（土） ※各日19:00〜（約5分間）
アクセス	ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅・「台場」駅りんかい線「東京テレポート」駅
打ち上げ場所	お台場海浜公園「自由の女神像」沖（鳥の島沖）
打ち上げ数	各日約1,300発（予定）
特別開催	12月20日（土）ミュージック花火 12月24日（水）クリスマスイブ特別協賛デー
有料席	なし（自由観覧）
駐車場	近隣の有料駐車場を利用（専用駐車場なし）
お問い合わせ	03-5564-1202
詳細	東京お台場.net お台場レインボー花火公式サイト

見どころ｜冬夜景に映えるレインボーブリッジと花火の競演

お台場レインボー花火の魅力は、澄んだ冬の空気とウォーターフロントならではの夜景が、花火の色彩をいっそう引き立ててくれる点にあります。ここでは、観覧前に押さえておきたい主な見どころを、わかりやすくご紹介します。

冬ならではの夜景とレインボーブリッジのコラボレーション

冬は空気が澄み、夜景が一年で最も美しく見える季節。レインボーブリッジや湾岸の高層ビル群が光の舞台となり、打ち上がる花火の色彩をいっそう引き立てます。

さらに、レインボーブリッジが七色にライトアップされるタイミングは、“レインボー花火”の名前にふさわしい華やかさ。写真映えを狙いたい方にもおすすめの瞬間です。

約5分間に凝縮された濃密な演出とミュージック花火

お台場レインボー花火は、1回あたり約5分間とコンパクトながら、打ち上げ密度が高く、短時間で一気に盛り上がる構成が魅力です。中盤から終盤にかけては連続して大輪が開き、最後まで目が離せない演出が続きます。

さらに、12月20日（土）には音楽とシンクロさせて打ち上げる「ミュージック花火」も実施予定。音と光が重なり合う特別プログラムは、クリスマスシーズンのお台場をより華やかに演出します。

イルミネーションと街の光が作るロマンチックな雰囲気

12月の開催期間中は、アクアシティお台場やデックス東京ビーチ、グランドニッコー東京台場など、周辺施設がクリスマス仕様にライトアップされ、街全体が華やかな雰囲気に包まれます。

花火だけでなく、夜景やイルミネーションが重なり合う“トリプル演出”を楽しめるのも、この時期ならではの魅力です。

観覧後はレインボーブリッジ方面への夜景散歩や、湾岸沿いのレストランディナー、花火の余韻を感じながらのホテルステイなど、デートにも観光にもぴったりの過ごし方ができます。

観覧スポット｜定番から少し落ち着ける場所まで

お台場レインボー花火は、観覧場所によって見え方や雰囲気が変わります。迫力重視・夜景重視・混雑回避など、目的に合わせてスポットを選ぶのがおすすめです。

ここからは、代表的な観覧エリアをわかりやすくご紹介します。

自由の女神像前｜迫力を味わえる至近距離スポット

打ち上げ場所である「自由の女神像」沖（鳥の島沖）に最も近い観覧エリアで、花火の光や音をダイレクトに感じられる人気スポットです。視界を遮るものがほとんどなく、臨場感のある花火を楽しめるのが魅力です。

ただし、毎年多くの人が集中しやすいため、混雑は覚悟しておきたいところ。確実に場所を確保したい場合は、早めの来場を心がけると安心です。

スポット	自由の女神像前
アクセス	ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅より徒歩約3分
特徴	打ち上げ場所に最も近く、迫力満点
混雑予想	⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎（非常に混雑）

デックス東京ビーチ周辺｜屋内アクセスしやすい快適スポット

「デックス東京ビーチ」のシーサイドデッキやシーサイドテラスからは、海越しに花火が楽しめます。建物内にすぐ戻れるため、寒さ対策や休憩がしやすく、ファミリーやカップルにも人気のスポットです。

また、一部の店舗からは花火が見えるため、ディナーやカフェ利用とあわせて楽しむスタイルもおすすめです。

スポット	デックス東京ビーチ
アクセス	ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅より徒歩2分りんかい線「東京テレポート」駅より徒歩5分
特徴	屋内外から鑑賞可能、寒さ対策をしやすい
混雑予想	⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎（混雑）

アクアシティお台場周辺｜買い物とあわせて楽しみやすい

「アクアシティお台場」の海側デッキやレストランエリアからも花火を観られるスポットがあります。

観光やショッピングと合わせて楽しめる立地で、デートにもぴったり。特にクリスマスシーズンは、イルミネーションと花火の両方を満喫でき、よりロマンチックな雰囲気で楽しめるでしょう。

スポット	アクアシティお台場
アクセス	ゆりかもめ「台場」駅より徒歩1分りんかい線「東京テレポート」駅より徒歩6分
特徴	ショッピングや食事とあわせて花火を楽しめる
混雑予想	⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎（混雑）

お台場海浜公園北側エリア｜比較的落ち着いて見られる広めのビーチ

お台場海浜公園の北側の砂浜は、南側（自由の女神像前）と比べると人が分散しやすく、比較的ゆったり観覧しやすいエリアです。

打ち上げ地点からは南側より少し距離がありますが、十分に近い位置で迫力ある花火を楽しむことができます。視界が開けているため、花火全体を広く見渡せるのも魅力です。

ただし、風向きによっては煙が流れやすく見え方が変わることもあるため、当日の状況に合わせて場所を選ぶと安心です。

スポット	お台場海浜公園北側エリア
アクセス	ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅より徒歩約5〜7分 ※入口や立ち位置によって所要時間は変動します
特徴	花火全体を広く見渡せ、比較的落ち着いた雰囲気
混雑予想	⚫︎⚫︎⚫︎（やや混雑）

潮風公園周辺｜レインボーブリッジを望む眺望スポット

少し離れた「潮風公園」周辺は、レインボーブリッジと花火を一緒に眺められる、夜景重視の観覧に向いたスポットです。

迫力よりも、人混みを避けて静かに楽しみたい方や、夜景と花火のコントラストをゆったり味わいたい方におすすめです。

スポット	潮風公園
アクセス	ゆりかもめ「台場」駅より徒歩5分ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル」駅より徒歩5分
特徴	レインボーブリッジと花火を一緒に眺められる
混雑予想	⚫︎⚫︎（比較的空いている）

アクセス・混雑・寒さ対策のポイント｜快適に楽しむための3つのコツ

お台場レインボー花火を快適に楽しむためには、「アクセス」「混雑回避」「防寒対策」の3つを意識するだけで、観覧のしやすさが大きく変わります。ここでは、来場前に知っておくと安心なポイントをまとめました。

最寄り駅と帰りの混雑回避

お台場レインボー花火の最寄り駅は、ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅・「台場」駅、りんかい線「東京テレポート」駅の3つです。いずれも会場から徒歩圏内でアクセスしやすいですが、花火終了直後は駅や歩行デッキに人が集中し、動線が大幅に混み合うのが毎年の傾向です。

混雑を避けたい場合は、花火終了後に近隣のカフェや商業施設で時間をずらしてから移動するとスムーズです。特に「デックス東京ビーチ」や「アクアシティお台場」は営業時間が比較的遅く、休憩や待ち時間にも便利です。

また、帰りのゆりかもめでは、混雑緩和のために入場待ちや改札制限が行われる可能性もあります。余裕をもったスケジュールを意識しておくと安心です。

冬ならではの防寒・準備チェック

お台場は海に面しているため、都心よりも風が強く、体感温度が2〜3℃ほど低く感じられることがあります。厚手のコートやマフラー、手袋のほか、足元の冷えを防ぐブーツやカイロがあると安心です。

また、観覧は立ち見になることが多いため、歩きやすく保温性の高い靴を選ぶのがポイント。温かい飲み物を入れた水筒や、ポケットに入る使い捨てカイロを用意しておくと、待ち時間も快適に過ごせるでしょう。

風向きと立ち位置の調整

花火の煙は風下へ流れるため、風向きによって見え方が大きく変わる点を覚えておくと快適です。

風が北寄りから吹く日は、海沿いに近い場所に行くほど煙が花火の視界に入りやすくなります。少し内陸側に下がることで、クリアな見え方になることもあります。

反対に、南風が強い日は海側のエリアが風上となり、煙の影響を受けにくい傾向があります。

当日の風向きは刻々と変わるため、現地で風を感じながら、見やすい位置へ柔軟に移動するのがおすすめです。

花火をゆっくり楽しむならホテルステイもおすすめ

冬の夜空を彩る花火を、より快適に、そして特別な時間として楽しみたいなら、宿泊を組み合わせた“ホテルステイ”という選択もおすすめです。

屋外観覧に比べて寒さを気にせず過ごせるだけでなく、花火終了後の混雑を避けられるのも大きなメリット。夜景を眺めながらゆったりとくつろいだり、食事や散策を楽しんだりと、時間に追われない過ごし方ができます。

なかでもお台場の中心に位置する「グランドニッコー東京台場」は、花火観覧との相性が抜群。海側の客室やレストランからは、レインボーブリッジや東京湾の夜景が広がり、冬のイルミネーションとともにお台場らしいロマンチックな景観を堪能できます。

館内にはレストランやラウンジ、スパなどの施設も充実しており、花火の余韻をそのままに、ゆったりとした滞在を楽しむことができるのも魅力です。

客室の眺望タイプによって見える夜景はさまざまです。花火自体は客室からは見えないため、観覧は屋外で楽しみ、ホテルではお台場の夜景をゆったり味わう過ごし方がおすすめです。「海側」「レインボーブリッジ側」など、希望する眺望タイプは事前に確認しておくと安心です。

グランドニッコー東京台場　宿泊プラン

まとめ

冬のお台場を彩る「お台場レインボー花火」は、短時間ながらも印象に残る演出が魅力のイベントです。観覧スポットや防寒対策を少し工夫することで、寒い季節でも快適に、心に残るひとときを過ごすことができるでしょう。

花火を見たあとは、夜景とともにゆったりとした時間を楽しむのもおすすめです。ぜひ「グランドニッコー東京台場」で、花火の余韻に包まれながら上質な滞在をお楽しみください。

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