2025.10.28

[お台場観光]

歩いてレインボーブリッジを渡ろう！所要時間・絶景・注意点まとめ

東京のシンボル「レインボーブリッジ」。実は、歩いて渡ることができる遊歩道があり、車や電車では味わえない視点から東京湾の絶景を体感できます。

昼間の海と空のコントラスト、夕暮れのグラデーション、そしてライトアップされた夜景。時間帯によって表情を変えるこの橋は、訪れるたびに新鮮な感動を与えてくれます。

本記事では、レインボーブリッジを歩いて渡るために必要な情報を詳しくご紹介します。基礎知識や所要時間、ルート別の見どころ・注意点、周辺スポット、そしておすすめのホテル情報までをまとめた完全ガイドです。東京観光やお台場散策の参考に、ぜひご活用ください。

レインボーブリッジってどんな橋？歩いて渡れる理由と魅力とは

東京を代表するランドマーク「レインボーブリッジ」。車や電車だけでなく、徒歩でも渡れる珍しい吊り橋として人気を集めています。

まずは、橋の基本情報と歩行者専用プロムナードの魅力をチェックしましょう。

レインボーブリッジの基本情報

レインボーブリッジは、1993年8月に開通した東京都港区の芝浦地区と台場地区を結ぶ大型の二層構造吊り橋です。

全長798m、主塔の高さは海面から約126mあり、上層に首都高速11号台場線、下層に一般道・ゆりかもめ・歩行者用遊歩道が設けられています。

遊歩道「レインボーブリッジプロムナード」は全長約1.7kmで、芝浦側・台場側のどちらからもアクセス可能。徒歩ならおよそ20～30分で渡ることができ、天候や時間帯によってまったく違う景色を楽しめます。

名称	レインボーブリッジ
住所	東京都港区海岸3-33-19
アクセス	ゆりかもめ「芝浦ふ頭駅」より徒歩5分ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」より徒歩15分
営業時間	4月1日～10月31日：9:00～21:00 11月1日～3月31日：10:00～18:00 ※入場は終了30分前まで
入場料	無料（遊歩道）
定休日	第3月曜日（祝日の場合は翌日）
電話番号	03-5463-0224（東京港管理事務所）
詳細	レインボーブリッジ詳細ページ（ゆりかもめ公式サイト）

レインボーブリッジプロムナードの魅力

橋の下層にある歩行者専用の「レインボーブリッジプロムナード」は、誰でも無料で歩ける開放的な遊歩道。潮風を感じながら東京湾を渡る時間は、ちょっとした非日常の体験です。

途中には展望スペースやベンチもあり、写真を撮ったり海を眺めたりと、自由にリラックスできます。昼は青い海と空、夕方はオレンジ色の夕焼け、夜はライトアップされた幻想的な景色など、時間帯によって異なる表情が見られるのも魅力です。

遊歩道は「ノースルート（北側）」と「サウスルート（南側）」の2ルート。ノースルートでは東京タワーやスカイツリーなど都心の夜景を、サウスルートではお台場や富士山方面のパノラマを満喫できます。どちらも見応え十分で、往復すれば東京湾の絶景を360度楽しめます。

歩いて渡る前に知っておきたい注意点と準備

レインボーブリッジを歩く前に、営業時間や天候、通行ルールなどをおさらいしておくと安心です。少しの準備で、景色をより快適に楽しめます。

ここでは、訪れる前にチェックしておきたいポイントをまとめました。

入場時間と季節ごとの営業時間

レインボーブリッジの遊歩道は、季節によって開放時間が変わります。

●4月1日～10月31日：9:00～21:00
●11月1日～3月31日：10:00～18:00

どちらの期間も最終入場は閉場の30分前まで。毎月第3月曜日が休業日（祝日の場合は翌日）になります。

天候やメンテナンスの都合で臨時閉鎖になることもあるため、予定を立てる際は事前に公式情報を確認しておくと安心です。

天候・風による通行止めに注意

レインボーブリッジは高さがあるため、風の影響を受けやすく、強風時には通行止めになることがあります。特に秋冬や台風シーズンは注意が必要です。

せっかく行ったのに渡れなかった、ということを避けるためにも、出発前に天気予報や首都高速道路の交通情報をチェックしておきましょう。雨の日は路面が滑りやすくなるため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

ベビーカー・車椅子・自転車・ペットは？

レインボーブリッジの遊歩道は、幅広い利用者が楽しめるよう配慮されています。ただし、いくつかのルールがあるため、事前にチェックしておくと安心です。

詳しくは以下の一覧でチェックしましょう。

ベビーカー	通行可能。傾斜があるため無理のないペースで。
車椅子	通行可能。傾斜があるため介助者の同行が推奨。
自転車	乗っての通行は禁止。貸し出し専用台座による手押しまたは折りたたんで専用袋に収納。
ペット	ケージやキャリーバッグに入れていれば通行可能。顔を出した状態では通行不可。

トイレ・飲食・休憩ポイント

長い橋を歩く前に、トイレや休憩場所の情報をチェックしておくと安心です。
以下はレインボーブリッジ遊歩道内の設備と注意点です。

トイレ	芝浦側入口のみ設置。台場側にはなし。
飲食	遊歩道内での飲食はマナー上控える。水分補給用の飲み物を持参。
休憩ポイント	展望スペース・ベンチあり。海を眺めながら一息。

トイレは芝浦側のみのため、事前に済ませておくのがおすすめです。

飲食物の持ち込みは控えめにしつつ、水分補給を忘れずに。道中の展望スペースでは、東京湾の景色を楽しみながら無理のないペースで歩きましょう。

レインボーブリッジを歩いてみよう！所要時間とおすすめの歩き方

レインボーブリッジの遊歩道は全長約1.7km。数字だけ見ると短く感じますが、実際に歩くと、海風や景色の変化、ゆるやかな傾斜などで体感時間は人によって異なります。

ここでは、歩行時間の目安やルート選びのコツ、訪れる人のタイプ別おすすめペースをご紹介します。

レインボーブリッジの所要時間は？距離と歩く目安

片道の目安は20～30分。写真や休憩を挟むなら40～60分みておくと余裕を持って楽しめます。

特に夕方から夜にかけては、東京湾に沈む夕日やライトアップされた夜景が美しく、自然と立ち止まる時間も長くなります。

自分のペースを大切に、無理のない時間配分で楽しみましょう。

北ルートと南ルートの違い｜おすすめはどっち？

レインボーブリッジの遊歩道は「ノースルート（北側）」と「サウスルート（南側）」の2コースがあり、それぞれ違った魅力があります。

ノースルート	東京タワー・スカイツリー・都心の夜景を一望。夜景やイルミネーションを楽しみたい人におすすめ。
サウスルート	フジテレビやアクアシティお台場など臨海副都心方面の眺望。晴れた日には富士山が見えることも。

子連れ・シニア・カップル別のおすすめペース

歩くペースや楽しみ方は人それぞれ。訪れる目的に合わせて、自分に合ったスタイルで楽しみましょう。

●小さなお子さま連れ
約1時間を目安に、船や景色を一緒に楽しみながらゆっくり歩きましょう。ベビーカーも通行可能ですが、一部傾斜があるため注意が必要です。

●シニアの方
無理をせずマイペースで。杖の持参や片道のみの利用もおすすめです。東京湾の風を感じながらのんびり歩けば、気分転換にもなります。

●カップル
夕方～夜の時間帯がおすすめです。ライトアップされたレインボーブリッジや東京湾の夜景を眺めながら、特別な時間をゆっくり楽しめます。

レインボーブリッジ周辺で寄り道したいスポット4選

橋を渡り終えた後は、お台場エリアでゆったりとした時間を過ごすのが定番です。ここでは、徒歩圏内にあるおすすめスポットを4つご紹介します。

お台場海浜公園

台場側の出入口から徒歩すぐの場所にある「お台場海浜公園」は、東京湾に面した広々としたビーチです。

全長約800メートルの人工砂浜「おだいばビーチ」では、波の音を感じながらゆったりとした時間を過ごせます。レインボーブリッジを歩いて渡った後は、このビーチでひと休みするのもおすすめです。

公園内には自由の女神像が設置されており、レインボーブリッジを背景にした写真撮影スポットとしても人気。天気の良い日には、遠くに富士山を望むこともできます。

名称	お台場海浜公園
住所	東京都港区台場1-4
アクセス	ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅より徒歩3分ゆりかもめ「台場」駅より徒歩3分りんかい線「東京テレポート」駅より徒歩10分
詳細	お台場海浜公園公式サイト

デックス東京ビーチ

お台場海浜公園に隣接する「デックス東京ビーチ」は、船をモチーフにしたショッピング＆レストランの複合施設です。

館内は「シーサイドモール」と「アイランドモール」の2つに分かれていて、国内外の人気ショップがずらり。レストランやカフェも充実しており、レインボーブリッジを眺めながら食事を楽しむことができます。

屋上の「シーサイドテラス」からは、東京湾の夜景とレインボーブリッジが一望でき、フォトジェニックなスポットとしても知られています。

名称	デックス東京ビーチ
住所	東京都港区台場1-6-1
アクセス	ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅より徒歩2分りんかい線「東京テレポート」駅より徒歩5分
営業時間	【平日】物販・サービス：11:00～20:00 お台場たこ焼きミュージアム：11:00～20:00（19:30ラストオーダー）飲食店：11:00～23:00 【土日祝】物販・サービス：11:00～21:00 お台場たこ焼きミュージアム：11:00～21:00（20:30ラストオーダー）飲食店：11:00～23:00
定休日	不定休
電話番号	03-3599-6500
詳細	デックス東京ビーチ公式サイト

アクアシティお台場

デックス東京ビーチのすぐ隣にある「アクアシティお台場」も、ショッピングやグルメが楽しめる人気スポットです。

映画館やレストラン、カフェなど多彩なテナントがそろい、レインボーブリッジを眺めながらひと息つくのにもぴったり。

館内には国内外の有名レストランやキャラクターグッズショップも多く、訪れる人それぞれの楽しみ方が見つかります。

レインボーブリッジを歩いて渡った後の休憩スポットとして、また、買い物や食事を満喫できるおでかけ拠点としてもおすすめです。

名称	アクアシティお台場
住所	東京都港区台場1-7-1
アクセス	ゆりかもめ「台場」駅より徒歩1分りんかい線「東京テレポート」駅より徒歩6分
営業時間	11:00～21:00
定休日	施設の休館日に準ずる
詳細	アクアシティお台場公式サイト

台場公園

台場公園は、幕末の歴史を今に伝える貴重なスポットです。黒船来航に備えて江戸時代に築かれた砲台の跡が残っており、当時の石垣などの遺構を間近で見ることができます。

公園からはレインボーブリッジ全体を望むことができ、遊歩道の上から見る景色とはまた違った迫力があります。歴史と現代の建築を同時に楽しめるスポットとして、おすすめです。

名称	台場公園
住所	東京都港区台場1-4
アクセス	ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅より徒歩15分
詳細	台場公園公式サイト

歩いた後は絶景ホテルでリラックス｜グランドニッコー東京台場で優雅なひとときを

お台場観光とホテルステイを組み合わせれば、1日を通してレインボーブリッジの魅力を堪能できます。

レインボーブリッジの魅力を最大限に楽しむなら、以下のようなスケジュールがおすすめです。

＜おすすめスケジュール＞
●朝：朝日に照らされたレインボーブリッジを散歩
↓
●昼：お台場海浜公園やデックス東京ビーチでランチ＆ショッピング
↓
●午後：台場公園で歴史スポットを散策
↓
●夕方～夜：ホテルにチェックインしてディナーと夜景を楽しむ
↓
●翌朝：客室から朝日に輝くレインボーブリッジを眺めて1日をスタート

一日を通して異なるレインボーブリッジの表情を楽しめる、贅沢なひとときが実現します。

まとめ

レインボーブリッジを歩いて渡る体験は、東京を代表する絶景アクティビティのひとつです。料金は無料で、誰でも気軽に非日常の景色を楽しめます。

訪問前には、営業時間の確認、天候チェック、飲み物の準備を忘れずに。季節や時間帯によって異なる景色が楽しめるため、複数回の訪問もおすすめです。

朝日から夜景まで、さまざまな表情を見せるレインボーブリッジ。ぜひあなたのお気に入りのタイミングで、歩いて渡る体験をしてみてください。

レインボーブリッジを渡った後は、「グランドニッコー東京台場」での滞在もおすすめです。客室からゆったりと眺める東京湾の景色が、特別な一日を締めくくってくれるでしょう。

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