PEOPLE
谷内陽介
Pastry

ペストリーでキャプテン職につく谷内陽介さん。キャリア12年目の現在、広範囲に渡るペストリーシェフの仕事を補佐しながら商品開発をこなし、さらには後輩の指導にもあたっています。「やりがいを感じるのは、新商品の開発を任された時ですね。例えばアフタヌーンティーなら、自分が本当に美味しいと思えるまで味の精度をあげることはもちろん、全体の調和も考えつつ最終調整をしています。今までで1番印象に残っているのは、初めてクリスマスケーキを任された時のこと。喜びもありましたが、最終形をどうするかで悩み、とても時間がかかったことを覚えています」
 在宅時間が増えた今、一口食べるだけで夢見心地にさせてくれるスイーツの存在感が高まっています。そんなムードを反映して、人々のスイーツに対する期待感は、今まで以上にあがっているのを感じると谷内さん。そこで、SNS等で最新情報の収集に務めながら専門書にもあたり、その都度、基本に立ち返っています。

仕事で大切なのは、
コミュニケーションと
観察力だと思います

「自分はチョコレートが好きなので極めていきたいですね。技術に関しては、(ペストリーシェフの)伏見シェフに追いつき、いずれは越えていきたいという目標があります。難しいことだと分かっていますが、何を作られてもとてもキレイなので」
 伏見シェフから見た谷内さんは、「自分が次にこう動こうと思った時、口に出す前に動いてくれている存在」だと言います。その勘の良さはどこから来るのでしょう?
「やはりコミュニケーションが大切だと思います。伏見シェフと一緒に帰ることもあるのですが、その時も翌日の段取りについて話したりしています。あとは観察でしょうか。それは誰に対しても言えることだと思いますが、『あの人は、次にあれをしようとしているのかな?』などは、見ていたら分かるのかなと思います」