PEOPLE
安田大悟
Daigo Yasuda 鉄板焼 銀杏

選び抜かれた食材に適切な火入れを施し、心躍る音と香りの演出でお客様に料理をサーブする。そんな鉄板焼に憧れ、入社2年目で「鉄板焼 銀杏」のカウンターに立つのは安田大悟さんです。「幼い頃から親が食事の用意をするのを手伝っていて、料理の楽しさに目覚めました。その後、中学、高校と野球部に所属して、毎朝お弁当を作ってもらっていたのがありがたくて、その恩返しの気持ちもあって料理の世界に入ろうと心に決めました。思い立った当初は料理の仕事は裏方だから、お客様から直に感想を伺う機会などないのかなと思っていたんです。その後、お客様の前で調理する鉄板焼の存在を知り、この道を志しました」。ご両親には、すでに自分が焼いた野菜を食べてもらったことがあると語る安田さん。「いつか、自分が焼いた肉も食べてもらいたいですね。あとは、中学の時にお世話になった野球部の監督を、自分の料理でもてなすことが出来たらと思っています」。

料理の道を志したのは、
お弁当を作ってくれた
親への感謝の気持ちから

すでにカウンターデビューを果たした今も、「まだまだ勉強中です」と語る安田さん。「(直接の上司にあたる)シェフは楽しく、働きやすい雰囲気を作りながら、時に優しく、時に厳しく技術から言葉遣いまで指導してくださるのでありがたいです。そういった上の方々のよいところを取り込みながら、自分のものにしていきたいですね。食材の知識ももっと身に着けたいですし、いざお客様の前に出ると緊張してしまうことがあるので、そこを克服して、堂々としたパフォーマンスができるようになりたいです」。最終的にはお客様に「美味しかった」と言っていただくのが一番だと語る安田さん。今日も自分を磨きながら、先輩方がいる高みを目指しています。