PEOPLE
日吉礼也
Reiya Hiyoshi 「中国料理 桃李」調理スタッフ

母が台所に立つ姿とその手が作り出すオムライスの美味しさをきっかけに料理に目覚め、幼き日から自身で料理を作るようになったという日吉礼也さん。いつしか、「将来は料理人になろう」と心に決め、現在は『中国料理 桃李』で研鑽を積む毎日です。入社年度は2018年。最初は野菜等の切り物から始まり、徐々に料理を任されるようになっていきました。得意料理は炒飯。
「母が初めてお店に食べに来てくれた時、シェフに『せっかくなんだから、何か作って食べてもらったら』と言っていただけて、自分が作った炒飯を食べてもらいました。美味しいと言ってもらえて嬉しかったです」と語ります。

母が作ってくれた
オムライスで開眼
料理人の道へ――

入社してすぐに、沖縄にあるグループホテルの「ホテル日航アリビラ」に出向したこともあります。「そこでは、少ない人数でホテルダイニングを回していくオペレーションを学ぶことが出来ました。また、地域ごとに地元の方が好む味は違うんだということを実感できたのも、沖縄での経験があったからです。オークラ ニッコー ホテルズのように大きなホテルチェーンにいる意味は、このようにさまざまな学びの機会が与えられることだと思います」と、日吉さん。続けて、今後の目標をこのように話してくれました。
「まだまだできないことも多いので、わからないことはそのままにしないで、積極的にシェフに質問しながら知識と経験を積んでいきたいと思っています。プライベートでは昨年、結婚したのですが、奥さんもイタリアンの料理人なので、家でもよく料理の話をしています。お互いのフィールドに取り入れられるエッセンスを取り入れながら、自身の引き出しを増やし、技術や技を磨いていけたらいいですね。先々の話になるとは思いますが、将来的には自分の店を持てたらいいなと思っています」